シレンとラギ

久々の新感線!
気が付けば蛮幽鬼以来です(笑)
そして“蛮幽鬼と通ずるものがある”なんて話も聞いて…
思いきって行って参りました〜♪


相変わらず中島さんの脚本はハズレない。
役名は一気に理解出来なかったり、「やっぱりそうくるのね!」なんて場面もあったりはするのですが…(笑)
なんでか、ゾクゾクするんですよね。
(戯曲読んでるだけでも楽しい!)(漫画も良かったよね〜♪)

もちろんその鳥肌は演出の影響もバッチリで。

導入があって、オープニングみたくなるじゃない?
照明とか、音楽とか、分かりやすい使い方なのに、なんかゾクゾクして仕方なかったです。

最後のまとめ方も言葉(「人として」)をグッと目立たせて、盛り上げて、でも静かにカーテンコールにいく感じとか好きでした(´ω`)カテコがちゃんとカテコ

青山で観たのって初めてだったんですけど、下手だけ花道みたくなっていたのはやっぱり歌舞伎意識なのかな?
青劇独特のセリは使っていなかったけれど、大掛かりなセットを基本的に盆で回して場転していた感じ。

…って!今書いてて気がついたけど、いのうえさん演出っていのうえ歌舞伎しか観たことない!笑

派手でうるさかったりもするけれど、今回は音はそんなにだったかな?
ゲキシネ意識も目立たなくて良かったなぁ〜。
蛮幽鬼のときに映画館行ってあまりにも“映像作品”として成り立ちすぎていてドン引きしてしまったんですよねf(^^;
(だからDVD買うのを躊躇っている…)(観たいんだけれど)
血糊も軽くだし、歌もなかったから純粋に見易くて良かったです(笑)
もしかしたら映像になったらやっぱり気になってしまうのかも知れないので…観ないでおこうとは思います。


あと書いておきたいのは役者さん!
生藤原さん…実は初めてでした。
今まで映像で観てた限り、正直あんまり好きじゃなかったんですよね。でも普通にカッコ良かったです。

高橋さんはカッコイイ役だったし、やっぱり貫禄がありました。どしっとしていて安心感。
バラエティだと三枚目な印象も強いですけど、そんなの一切感じませんよね。
そうそう新太さんも今回はカッコイイ敵役。
前回観たのがロッキーだったからそのギャップに戸惑いましたよね(笑)←

有起哉さんは…テレビの方が好きかも。
っていうかっ。メガネに黒い細身スーツ姿がカッコ良すぎて(笑)
背も高いし、役としてもカッコイイんですけど、なんか物足りなく感じてしまったんですよねf(^^;

今回印象深いのは三宅さん!
すーごい可愛いし、おいしいとこ持ってくし(笑)
あっさり「じゃあな〜」で描き終えられてしまうのはなんだか勿体ない気分でした。

しかし劇団メンバーも相変わらずユーモラスでキョウレツでした(笑)
じゅんさ「またかよw」なんて気分ありつつ(笑)←

…にしても、永作さんが41歳とは信じられない。
本当に小さくて、愛らしくて、とっても説得力ありました、よ。

楽しかったなぁ〜。
なんだか久々に「はぁーっまんぞく!」って気分になりました(´ω`*)