12人のそりゃ恐ろしい日本人 2012


もう公演は終わってしまったのですが…

前月末チャリT企画の『12人のそりゃ恐ろしい日本人』という舞台を観てきました。


久々&2回目の座・高円寺
前回は舞台下が見えている感じだったのですが、今回は普通にプロセニアム。
平らにもなったりするんですよね?色々見比べてみると面白そうな会場ですo(^∪^)o゙

あとセットもしっかりしたものが出入りして…
ステージ自体を少し削ってはいたけれど袖もそれなりにあるのかないのか…いや、左右の入り口分があるから十分広いか。

重要な内容自体は…なにを書いて良いものか、サッパリ。

確かに“ブチ込んだ”とは書いてあったけれど、ブチ込まれ過ぎてて…。
問題をたくさん投げといて回収してくれないから、少しモヤッとした気持ちで帰りました。

お話は、毒物ハヤシライス事件の判決から始まります。
実在の事件を元に作られていたので、軽くですが調べてみて「あー…」…。
しかし「本当にあの話が筋だったの?」と疑問を感じてしまうんです。

その裁判で裁判員を務めた男性が主人公。
この“裁判員制度”ってだけで、タイトルを付けてしまったのかなぁ?なんて気持ちになります。

確かに考えさせられる部分もあったし、『12人の怒れる男』を観たときと似たイライラ感も感じました(笑)
やっぱり議論モノはイライラする!←
でも映画はそれをきちんと「スッキリした!」と、終わらせてくれるの。「ムカついた!けど、楽しかった!面白かった!」って。
その感覚が足りなかったんですよね。

だからといって「ここがこう良くなかった!」「もっとこうだったら良いのに!」っていうのもないから何を書いたらいいのかサッパリ…な、状態です。
もう少し、ハヤシライス事件に絞って描いてくれた方が、個人的にはスッキリできたかな?